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昨日のコメントより 

昨日いただいたコメント。

> 5年前がん告知を受け会社に戻る帰り道、色んな人が通り過ぎるのを 見ながら、
この人達はまさか自分が今がん告知を受けたばかりだなんて
思いもしないだろうな、なんて思いました。
まさにone of the 不幸な人だった。
でも私がそう思ったように、皆も私を見てそう思ってるかもと思ったら、
意外と見た目楽しそうでも、それぞれ皆がんばって生きてるのかもと思えました。



そーなんですよね。
誰でも、人知れず、何かしら抱えてるものですよね。


私も、順風満帆で女医になったように思われてたりしますが。
実は毎日、ブログに書いてるみたいなことが起こっていたり…

病気のことでいえば、
生まれてこのかた、全身麻酔での手術は数え切れないほど…
でもそーゆーのを表に出さず、生きてるんです。

そーいえば、去年の夏、年にたった一度だけ携帯をoffにできる
貴重ーな夏休みに、治療のため手術をしたんです。
今までの手術で一番つらかった。
食事は毎食ウィダーインゼリーのみ。
腰の骨を採ったので、痛くて歩けたもんじゃないし、
寝返りすらできない。

職場に迷惑をかけないようにと、誰にも告げずに手術。
休みは1週間だったので、抜糸もまだで、足をひきずりながら、
どこに旅行に行ったの?♪?
なんて同僚の質問をはぐらかしながら…
患者の処置をしつつも、どっちが病人だか…(絶対私…)
術後7日目にして当直までしてた…

そして、薄給の大学病院勤務だったので(家賃より安かった)、
経済が底を尽きかかり、術後3日で仕事を入れてしまっていた私…
直前でキャンセルすると、100%のキャンセル料とられるので、
文字通り、這って行ったに近かった。

ちょっとしたわけがあって、自分が医者だという過信もあって、
入院せずに、日帰り全麻。
(普通は絶対こんなことありません。麻酔科の先生が許しません。)
腰椎麻酔(背骨のとこから太い針を刺してそこより下のレベルを麻痺させる)
もしたので、足もやっと立つかくらいの状態で当日帰宅。
もちろんタクシーですが、、
かなり無茶しました…

だれか、こんな私に気付いていたでしょうかね…


で、その術後1週間かつ夏休みの1週間の間に、
私、誕生日だったんです…
大事な誕生日なのに、まさに満身創痍。
さすがにバイトだけは入れませんでしたが、
友人がディズニーランドに連れて行ってくれました
もちろん、歩けるか歩けないかの瀬戸際、
園内の食べ物はゼリーかスープくらいしか食べられないけど、
歩けなくなったら、車椅子を借りようと。
いつもとは違って、乗り物は乗れなかったけど、
忘れられない誕生日でした。

ディズニーランドに来てるひとって、みんな楽しそうだけど、
きっと、いろんな事情、いろんなドラマがあるんだろうな、
って思いましたね。



私は、自分のつらい経験を糧にしたい。
子供のころからこんな経験をした医者は少ないと思う。
それを嘆くんじゃなくて、他に類をみない医者を目指そう。
そう思って医者になりました。

乗り越えるべきものがあるって、大変なことだけど、
それがあるからこそ、深い人間になれるんじゃないかなぁ。
なんで私ばっかり、こんな目にあうんだろう…って、
泣きたくなることも多々あっても、
そんな苦難を乗り越えた人こそ、輝いてるんだと思っています。
だから私は、ちょっとやそっとじゃくじけない。
努力は報われるって信じて疑わない。
私から努力をとったら何も残らないかな(笑)
借金は残るか…

って、笑いをとることも欠かさないぶぇぶぇ

普段、他人には話さないことだから、
こういう場を借りて、お話してみました。
ほんのすこしでも、私の考えが伝わったらって思います。



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